中学生にとって、英語は、勉強を続けていれば必ず成績が上がる科目です。
向き・不向きはあって、上達に個人差はあります。でも、中学英語のレベルなら、才能より勉強量で決まります。
ただし、いったん苦手科目にしてしまうと、建て直すのに一番時間がかかります。
なぜそうなるかというと、定期テストの出題範囲だけを頑張って勉強しても、それだけでは得点しにくいからです。
理科・社会は、これまで勉強をさぼっていても、定期テストの出題範囲を徹底的に頭に入れたら、得点は上がります。
頑張っても、さぼっても、それがそのまま得点に表れます。
これとは逆に、英語は、これまでさぼっていた人が、心を入れ替えて、定期テストの出題範囲をしっかり勉強しても、がんばったわりに得点は上がりません。
理由はお分かりですね。
英語の定期テストでは、常に、過去の習ったことの知識も問われるからです。
だから、
定期テストの得点力を上げたければ、これまでに習ったことのすべてを復習して、ある程度正確な知識と、それを臨機応変に使いこなせる技が身につけなければなりません。
そういう勉強を2~3周繰り返すと、ようやく定期テストの得点が上がり始めます。
けっこう大変です。気持ちが重くなるかもしれません。
しかし、英語ならではの良さもあります。
いったん英語の地力がつくと、他の科目より、得点は安定しやすいです。
他の教科だと、出題範囲が得意だったり苦手だったりで、テストのたびに得点が上下しがちです。
でも、英語はそういうことがありません。もちろんさぼったら得点は落ちますが、いつも通りの勉強が出来れば、いつも通りの得点をとれます。
さて、上で説明したように、英語の苦手を克服するには時間がかかります。
それをやるための、1年間でもっとも適したイベントが近づいています。
夏休みです。
学校の授業がストップして、まとまった時間がとれる貴重なチャンスです。
冬休みや春休みだと、英語の苦手克服には短すぎます。
英語が苦手な人は、何となく5教科をざっと復習するのではなく、「この夏で、英語の苦手を脱出するぞ!」と決心しましょう。
アップスクールは、そのお手伝いができます!